ブログをブロックする
ブログを報告する
「落語国 検察録」(田子忠雄著 青蛙房)や「落語の国の精神分析」(藤山直樹著 みすず書房) 昭和30年代に遡って「落語国・紳士録」(安藤鶴夫著 青蛙房)を紐解く迄もなく “秋津の島”には「落語のクニ」があります 彼の国では 気風のいい江戸っ子が行き交っています 長屋には 八五郎や熊五郎 シャキシャキ元気いっぱいの明るいおかみさん 大家は小言の嵐 与太郎や粗忽者はそこここで大活躍 ご隠居がゆったり喋っています やわで放蕩しかし愛すべき若旦那 お店(たな)の主人に大番頭 殿様やお侍とて愛嬌たっぷり 吉原 品川など廓では 花魁・板頭を巡り珍事続出 犬 猫 狸 狐は 時に井戸端の話題の中心 笑い声が飛び交います 上方では浪速っ子然り喜怒哀楽こもごも 江戸や明治などを舞台にした幻想の国に 練達の噺家が誘ってくれます それぞれの演出 声音 口調 リズム 旋律 テンポ 所作 くすぐりが創り出す絶品に心を委ねるのは愉悦です* * * 「あきつ落語会」の「あきつ」は漢字で「蜻蛉」「秋津」 別名トンボ 秋の盛り たまに高層ビル群の中空を 悠揚と逍遥する姿を見かけます 慌ただしい都会にあって 私達の心を束の間 一変させます稲刈りの済んだ山里 空は都会にない清澄な青 遠景の山脈 一匹のトンボがビルの一室にいながらにして「トンボの国」に連れて行ってくれます 本会も 日々のこもごもから離れたゆったり心豊かな時を過ごすことのできる「落語の国」を 師匠方やお客様と一緒に創り出したい との思いで銘々しました 「あきつ舎」主宰 宮崎 准
テーマ: あきつ落語会
アメンバーになると、アメンバー記事が読めるようになります