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平成26年6月18日私達、東京大学医学部に所属する学生の有志5名(代表:医学部6年 岡崎幸治)は、今年1月から立て続けに報道される東大医学部にまつわる不祥事について、先生方に、学生に対する説明を御願い申し上げる公開質問状を御渡し致しました。このブログは、質問状の公開先の一つとして設けられました。以下が本文です。ーーーーー平成26年6月23日濱田 純一 東京大学総長 殿宮園 浩平 東京大学大学院医学系研究科長・医学部長 殿門脇 孝 東京大学医学部附属病院長 殿公開質問状東京大学医学部医学科6年(代表)岡﨑 幸治 木村 悠哉 齋藤 宏章 洪 碩佑 吉田 礼 拝啓 梅雨の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別の御鞭撻を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、この度甚だ僭越ながら書状をお送り申し上げましたのは、私達の学部が瀕している創立以来最大の危機に、先生方から学生への直接のご説明を賜りたいと存じたからであります。 今年1月から、東大医学部は立て続けに多くの報道で、患者さんの権利を蔑にした臨床研究の不正や、製薬会社との癒着が指摘されております。 ある教授の先生は、降圧剤の製薬会社が不正に関与した臨床研究疑惑が持ち上げられ、元職場の千葉大学では論文の撤回勧告が出されたようです。別の教授の先生に於いては、製薬会社がお膳立てした白血病薬の臨床研究で、患者さんの個人情報が流出させられたと報道されています。更に、東大医学部の教授の先生が責任者を務める、国民の多額の税金が投じられたアルツハイマー病研究の国家プロジェクトでは、データ改ざん疑惑が報じられています。 私達はメディアで述べられていることが全てだとは思っておりません。しかし、学生の立場からは、先生方から今の東大医学部の状況についてご説明が無ければ、信じたくないことも信じざるを得ないのであります。学生は病院実習で、医学の知識だけでなく、患者さんと向き合う姿勢を学んでおります。患者さんを受け入れてから、問診し、ミーティングで患者さんの病態を検討し、治療から退院へと見送るまで。私達は指導医の先生方の熱心な診療現場を拝見し、学ばせて頂きました。しかし、これまでのメディアの報道を聞くにつけ、東大医学部で学んでいることに私達は自信が持てなくなっております。「本当に東大病院では患者第一の医療が実践されているのか。」先生方にこのような感情を抱きながら指導を受けておりますと、「東大医学部の先生方に御指導頂いている自分達は、患者さんを救う真摯な医療を、果たして将来国民の信用を得て実践できるのか。」という不安が拭えないのです。 私達は、今年の2月3日、メディアに取沙汰されている教授の一名に、学生に対する説明を求めご連絡を致しました。しかし今に至って尚、教授からの返答を頂けておりません。 今回、この様な不躾な行いに至りましたのは、世間で取沙汰されている一連の東大医学部の不祥事について、学生に対する教授の先生方からの直接のご説明を今一度お願い申し上げる為であります。 私達は、国民に信頼され得ると確信を持てる医学部に於いてこそ、将来患者さんに貢献できる医術を学べると信じております。 ご多忙極まる中、大変恐縮ながら、7月末日までにご説明下されば幸甚に存じます。 何卒、お応え頂きます様、宜しく御願い申し上げます。敬具ーーーーー(以上)平成26年6月18日東京大学医学部有志代表:東京大学医学部6年 岡崎幸治
テーマ: ブログ
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