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令和の始まりと同時にシングルマザーとなりました。父が淡路島出身なのですが、おじいちゃんの、そのまたおじいちゃんくらいの時のお話です。----------------------ある時、近所のお寺の不動明王像が洪水で流されてしまいました。村人総出で探し回りましたが、なかなか見つからなかったそうです。ある晩、その不動明王像がご先祖様の夢に現れ、ご自分の居場所を伝えたのだそうです。翌朝、ご先祖様がその場所に行ってみると、泥に埋まった不動明王像が見つかりました。元のお寺にお返ししようと像を持っていくと、お寺の方がおっしゃいました。「これは何かのご縁であるから、不動明王像は、あなたが家の前にお堂を立て守っていきなさい。そして、これからは不動と名乗るように」この日以来、不動になったのです。----------------------実は子供の頃、不動という名前が嫌で仕方なかったんですよね。まず、響きがなんとなく「ごつい」ですし。また、クラスの男子からは、「山の不動!」とよくからかわれました。北斗の拳に出てくる「ごつい」キャラだと知った時は、乙女心にショックでした。(優しいキャラでもあるそうです^^)それに、一回で聞き取ってもらえることはまれで、たいていは「くどう」や「すどう」と間違われ、そのたびに「不動産屋の不動です」と説明するのも、面倒でした。普通の名前にどれだけ憧れたことか(笑)なので、結婚して一般的な姓に変わった時は、心底喜びました。これで堂々と名乗れる、聞き返されることもない。----------------------ところが、10年の結婚生活を経て、離婚することになりまして。。。本来であれば旧姓に戻すのが普通かと思いますが、実は離婚後、1年くらいの間ずっと婚姻性を名乗り続けていたんですよね。姓が変わるのは娘は嫌がるだろうなぁ。それに、せっかく一般的な姓になったのに、また特殊な姓に戻りたくないなぁ。と思ってました。----------------------それがある時、チベット密教の権威である伝ちゃん先生に、不動という名前がいかにパワーのある良い名であるかを諭されました。(婚姻性を使い続けるのは、よほど未練があると思われますよ!ともアドバイスいただきました^^;)不動に戻さないのはもったいない、とまでおっしゃっていただいて、ゲンキンな私は、その場で不動に戻すことを決断したのでした(笑)両親も歓迎、娘もあっさりOKを出してくれました。子供の変化への適応力、たくましい!----------------------さて、いざ不動に戻してみると好意的な反応が多く、最初はびっくりしました。「とっても素晴らしいお名前ですね!」「すごく存在感がある名前ですね」「なんか強そうにバージョンアップされましたね」10年の間に、世の中が変わったのでしょうか(笑)また、不動という名前のおかげで、素敵なパートナーとも出会えましたし、仕事面でも向上していると感じています。あの時、名前を戻して良かったなと思います。
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