ブログをブロックする
ブログを報告する
☆講師プロフィール☆郡山出身。(東京都生まれ)3歳から『ヤマハ音楽教室幼児科』に通い始める。何となく通い始めたものの、グループレッスンの雰囲気が楽しく、父の転勤で引っ越しも他あったもののたのしく通い続け、児童科まで卒業。のんびりした子で、発達もゆっくり。本を読んだり、お勉強をするのが大好き。おうちにある母の電子ピアノで、ゆるく音楽を楽しむ生活を送っていました。転期が訪れたのは、小学校2年生のとき。ヤマハ児童科、さいごの年のグループ発表会で『なんか変わった楽器を弾いてみたい!』という理由で、ピアノパートに立候補し、「オリーブの首飾り」という曲のグループ発表で、ピアノを担当。それがきっかけでピアノに転向。ピアノ始めたのは小学3年生から。遅いスタートでした。好きな曲は当時、「渚のアデリーヌ」や「虹の彼方に」など。『なんてきれいな音楽なんだろう♡』とうっとりしながら、肝心の練習は遅々としてすすまず。お耳がよくても、音がよめない状態で、バッハのインベンションをいきなり弾いたりしたので、基礎力が身に付かず、練習したりしなかったりの日々のなか、またも転機が訪れます。中学2年生の時に出会った2枚のCDをきっかけにピアノの世界に開眼し、ピアノの道に進みたい!と願うようになる。当時師事していたヤマハの先生に『明菜ちゃんは音大に行くの?』と聞かれ『はい』と即答。それがきっかけで、家は大騒動に。両親に猛反対されたものの『とりあえず高校は普通科へ行け』と言われ安積女子高等学校入学と同時に、親の冷ややかな視線をよそに、本格的にピアノ練習を開始。高校2年の夏、地元の大御所・故尾上禎子氏の門を叩く。それまで、引越しや先生の事情で、先生を2〜3年おきに変わっていた私が、はじめてきちんとピアノレッスンを受けれられるようになった、初めての先生でした。が、時を同じくして、基礎力のない上に、急に始まったむりな練習で手を痛め、休養と猛練習の繰り返しで状態は悪化。大学3年の年には専門機関で『局所性ジストニア』(神経変形疾患)と診断される。そのまま、武蔵野音楽大学器楽専攻ピアノ学科卒業。大学卒業後、病になった母の看護の為、郡山に帰郷。数年後には、父が癌と診断され、二重の看護生活に。当時会社員をしながら、ピアノから遠ざかり、生活と看護の両輪で数年。父の他界。それと同時に会社員を辞め、音楽の道に舞い戻る。恩師のピアノ教室を手伝いつつ、幼稚園音楽教室でピアノレッスン、コンクールや合唱団の伴奏、結婚式場や葬祭会館でのセレモニー演奏など、ジストニアを抱えながら、『30歳まではがむしゃらに仕事しよう!』と心に決めてから、演奏と指導の両輪で活動をしているさなか、 東日本大震災を経験。仕事も演奏はおろか、その日の生活も一瞬にして失う、という経験をし、ほどなくして、闘病中の恩師の看取りを経験し、失意に沈む中で、自分たちのしていることが、いかに瑣末でちっぽけなものか、思い知らされる。いつ来るかわからない余震と、原発事故による放射線放出不安と恐怖の困難な状況で、みんなでたすけあい、ともに声をかけあい、乗り越えていった経験を通して、自分が、世の中で本当にやるべきことは何なのか、真剣に考えるようになりました。そんな中30歳の年、細長いお付き合いだった主人と、ひょんなことで話すようになり、急速に距離を縮め、結婚。1年後に息子を授かります。子育てと慣れない生活でいっぱいいっぱいで過ぎた、一年後、『仕事するなら、家の居間でピアノ教えたらどうだ』という同居の義父の鶴のひと声で、開講が決定。息子が1歳になる年にピアノ教室を開講。************近年、目まぐるしく変化していく世の中。経済不安や物価高、コロナ禍を経て、お金やモノなどあらゆるものに幸せを追い求めてきたひと昔前と、明らかに時代の価値観は変わってきているように思います。みなさんが大切にしたいものは何か、それは自分自身の内面の幸せなのではないでしょうか。目にみえないものに目を向ける。自然を肌で感じること。ひととつながりを持つこと。ゆっくり自分を見つめなおすこと。忙しない生活の中で、つい忘れ去られがちですが、これからの時代、生きていくにはとても大切なことです。私自身が、自身の余裕のなさから、せっかく音楽をしているのに、長年『音が苦』の生活をしていました。苦しさのあまり、やめようと思ったことも、何度もありました。けれど、ときによろこびを感じ、楽しみとして、悲しいときにも苦しい時に慰められたことも、事実。それこそ心やさしくも、時に厳しい先生や友だち仲間、周りの人達にいっぱい声をかけてもらい、たすけてもらって乗り越えてきて、今の自分があります。本来ピアノって、楽しいもののはず。数年前に、ジストニアのリハビリを始め、子供たちの教本から、基礎のやり直しを始めました。これまで、見向きもしてこなかった、あらたな発見の連続、かつての自分自身と向き合うことになりました。音楽とは何か、それは音楽は義務でもお勉強でもない、みんなを心ゆたかにするためにあるもの。これが、数年を経て、私の中で出てきた答えでした。みんなが笑顔で心ゆたかに生きていくために、私ができること。それを考え、行動していくことが、現在の私の活動の原点になっています。当教室では、1人1人の〜わかる・できた・楽しい!〜を大切に、1人1人のピアノレッスンを通して音楽大すき!な心を育てていきます。みなさんがそれぞれのカタチで、ピアノを通して、自分なりに日々の生活をたのしみ、音楽を一生の友としていけること。そしてみなさんが、ゆたかな心で、毎日笑顔で心穏やかに過ごせれば、そんなひとが1人また1人と増えていけば、先行きの不透明な情勢にあっても、社会はどんどん良くなっていくのではないかと、思っています。ここ郡山で、みなさんの人生、ピアノLifeをサポートしていく伴走者として、邁進していくこと、ピアノを楽しむひとを1人1人と増やしていくことで、ひいては社会を良くする力になりたいと考えています。 ♪家族構成: 夫の父・ 夫 ・息子の四人暮らし。♪趣味料理(主に時短)おやつ作り。パン作り♪好きなアーティスト 安室奈美恵。 ♪忘れられない思い出 高校生の頃『松田昌』さん(作編曲家・元エレクトーンプレーヤー) のコンサートに行ったとき、会場内での抜き打ちじゃんけん大会に勝ってしまい、 昌さんに、自分の名前のイントネーションで、即興演奏をプレゼントしてもらったこと。 昌さんの演奏は、当時もすごかった♪ 現在: むらかみ音楽教室主宰 会津短期大学非常勤講師資格: ヤマハ音楽能力検定 指導3級。 宅地建物取引主任者所属: 郡山ピアノ指導者協会会員
テーマ: 近況
テーマ: レッスン。
テーマ: 大人のピアノレッスン
音楽活動・楽器
アメンバーになると、アメンバー記事が読めるようになります