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機動戦士ガンダム00の主人公で、本名は『ソラン・イブラヒム』。ガンダムエクシア、ダブルオーガンダム、ダブルオークアンタのパイロット。中東の貧困国、クルジスの出身。過去にクルジス共和国のテログループ「KPSA」に誘拐・洗脳され、「神」の名の元に両親を殺害(アニメではあくまで暗示にとどまるが、小説版で明示されている。ちなみに両親不在、或いは死亡してしまうガンダム主人公は数多いが、両親を自ら殺したガンダム主人公は2010年現在、刹那だけである)。その後KPSA上層部に見捨てられ、敵MSに狙われ、死に瀕した際に0ガンダムの戦闘を目撃。その姿に自分が信じてきた「神」の存在を重ね合わせた。その後、そのOガンダムのパイロットだったリボンズ・アルマークの推薦によりガンダムマイスター候補となり、最終的にヴェーダに選ばれた。『ガンダム』を自己の体験と重ね、戦争根絶を表現するものとしてマイスターの使命に生きる。それを象徴する彼の代名詞的台詞として「俺がガンダムだ」がある。第一期では寡黙で他人の干渉を拒絶する性格…とされているのだが、その一方で潜伏先の隣人である沙慈の頼みにはきちんと応じているなど、むしろ人付き合いは悪くないのではないかとも思える描写がある。第二期ではその部分がより目立つようになり、正統派主人公へと進歩している。両親を殺した過去は、洗脳が解けた現在では拭い難いトラウマとなっており、刹那が戦争を憎む最大の理由となっている。また、愛する者を自らの手で殺したためか、「自分は幸せになってはいけない」と考えている節すら見受けられる。かつてテロリストであった過去を背負う故か、自分に向けられる憎しみに対しては無抵抗を貫く。作中、ロックオン、ティエリア、沙慈、ライルにそれぞれの事情で詰め寄られ、時には暴力を受けることすらあったが、一切口答えする事無く、それを受け入れている。マリナや沙慈のような民間人にまで「戦え」と言う事があるが、ここで言う「戦い」は戦闘行為を指すものではなく、「自分の意思を貫け」と言う意味合いと思われる。実際、刹那はマリナが第一期前半で世界中を飛び回って対話を求めていた事を小説版では「戦い」と評している。ダブルオーライザーのツインドライヴシステムの影響で、純粋種のイノベイターへと変革した。最終決戦後はマリナの「自分の幸せを探して欲しい」という願いに背を向け、新たな争いに備え、戦争根絶を体現するガンダムマイスター『刹那・F・セイエイ』としての宿命に生きる。キャラクター原案の高河ゆんが描いた月刊ニュータイプ付録の書き下ろし漫画では、二期最終回後にたびたびアザディスタンを訪れていたことが判明。「もう来ない」旨を述べているが、なんだかんだ言って見にきそうでもある。劇場版でもCBの介入行動を密かに続けていた。ELS襲来に際してダブルオーライザーのトランザムバーストにより対話を試みるが、失敗して脳細胞にダメージを負う。3ヵ月後の地球防衛線ではぎりぎりのタイミングで復活、ダブルオークアンタを駆って参戦。クアンタムバースト・ティエリアとヴェーダのサポートを得て対話を可能にした。その後、問題解決のためにELSの母星へと量子ワープで旅立つ。エピローグでは50年後に地球に帰還し、マリナとの再会を果たした。彼のコードネームは00の脚本担当である黒田洋介氏が命名した。由来は「永遠よりも長い時間の中で切り取られた、一瞬よりも短い時間」という意味の言葉である「刹那from聖永」らしい。
テーマ: ブログ
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