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ハローワークの職業相談窓口には、さまざまな人たちが来られます。一身上の都合、定年退職等で会社を辞めた人や業績不振やリストラで会社を辞めさせられた人以外にも、子育てが一段落した主婦、転職を繰り返す人、何をしていいかわからない若者、少しでも生活費を稼ぎたいパート希望の主婦、シングルマザー、生活保護受給者、精神障害者、メンタル患者、暇つぶしでくる人、認知症の高齢者、入れ墨のある方、セクハラを受け退職した女性などなど、人それぞれにさまざまな事情、不遇を抱えながら生きている人たちが毎日来所されます。 そこには、単に仕事探しや失業等給付の受給手続きだけでなく、健康問題・離婚相談・育児・介護・パワハラ・いじめ・単なる愚痴・年金相談など、本来の職業相談とは関係のない話まで、広範囲に及びます。 どんな境遇でも、新しい仕事を見つけてがんばろうとする人たちには、職業相談員としても、なんとか見つけてあげたいと思うのですが、その中には、感情的な人、わけありの人、就職活動がわかってない人、一般常識が通じない人など対応に苦慮する人も相談にこられます。 ここでは、IT企業の人事部で勤務した後、会計年度任用職員(非正規公務員)という立場で、ハローワークで職業相談員として6年間勤務し、月平均のべ約300人以上との職業相談や職業紹介を経験した中、そうした「くせの強い」たちの面談記録をまとめてみました。 職業相談員の苦労を少しでもご理解いただければ幸いです。
テーマ: ブログ
起業・ビジネス
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