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[プロフィール]こんにちは、たくと といいます!今は大学のジャズサークルでジャズピアノをメインに演奏していますが、高校生の頃は、友達とバンドを組んで、ドラムを担当していました。当時、レパートリーの大半はアジカンやブルーハーツなど、日本のロックバンドのカバーでした。大学でも音楽を続けようとは思っていたのですが、いままでとは少し違うことがしたいな、と思い、「ジャズ研究会」というサークルに足を踏み入れたのです。当時の僕は、ジャズをきちんと聴いたこともほとんどなく、「大人っぽい」「難しそう」というイメージしかなかったのですが、そのジャズ研究会には、部員一人一人が「音楽を楽しんでいる」という雰囲気が溢れていました。僕はすぐにジャズの虜になりました。高校までやっていたということでドラムは多少できたので、最初のうちはドラマーとしてセッションやライブに参加していました。しかし、音楽への理解が徐々に深まっていくにつれ、ピアノという楽器の魅力に惹き付けられていったのです。「なんとしても、ピアノを弾けるようになりたい」そう思った僕は、とにかくピアノを自分の手で触ってみなければと思い、アルバイト代をはたいて電子ピアノを一台買いました。鍵盤も少なく、そんなに上位のモデルでもありませんでしたが、買った当時の僕は嬉しくてたまりませんでした。毎日のようにピアノの前に座り、鍵盤を指で叩いては、そこから出る綺麗な音色に酔いしれていました。しかししばらくすると、徐々に気がつき始めたのです。(こうやってただ適当に音を鳴らしているだけでは、いつまでたっても「それらしい」フレーズやコードを弾けるようにはなれない……!)そう、ピアノという楽器を手に入れた僕は、今度はそれを「弾きこなしたい」という欲望にとりつかれ始めたのです。とはいえ、真剣にレッスンに通うほどの時間もお金もありませんでしたから、なんとか独学でそれなりのところまでいけないものかと、ネットや市販のピアノ教本を手当たり次第に漁り始めました。しかし、この「手当たり次第に」という戦略は大きな間違いでした。この世には初心者向けの理論や教則の情報というものが膨大にあり、どれが自分にあったものなのか見極めるのは、特に独学の僕には、非常に困難だったのです。なかなか、自分の欲しい情報を一度に揃えてくれる教則本というものは見つかりません。買って最初の数ページを読んだきり本棚の隅に放置されていく教則本が増えていく一方でした。また、「モチベーションをいかに保つか」ということも大きな問題でした。周りには自分ほど熱心にピアノを弾きたがっているドラマーの友人というものはいなかったので、モチベーションを高め合う同志というものに欠けていました。たまに1時間も2時間もピアノの前に座っているかと思うと、一週間も二週間もピアノに触りもしない、そして自己嫌悪に陥っていっそうピアノから離れてしまう、そんな悪循環を繰り返していました。そんな状態でしたから、もちろんいつまでたってもジャズピアノがうまく弾けるようになる気配はありません。モチベーションを保つコツ、みたいな情報を本やネットで漁ってみましたが、どれも自分に合っているとは思えませんでした。もう自分にはピアノを弾く才能がこれっぽっちもないんじゃないだろうか、これ以上独学で練習したって無駄なんじゃないだろうか、と、言い訳をするような、ネガティブな気持ちがぐるぐると頭の中を渦巻いていました。◇ ◇ ◇そんなこんなで、ジャズピアノをやろうと思い立ってから一年が経とうかとしていた頃のことです。あるライブハウスで開催されていたジャム・セッションに訪れた時、本当に奇跡的とも言える偶然の出会いがあったのです。ホストをされていたセミプロのピアニストの方が、僕がピアノを練習しているとたまたま聞いて、声をかけてくださいました。そして親切にも、「君のような人にはこういう本があっているよ」と何冊かの教則本を紹介してくださったのです。さらに口頭でいくつか、ジャズ・ピアノを弾く際のポイントを教えてくださいました。その方はおっしゃいました。「1日1時間でいいから、毎日ピアノを弾くといい」その言葉に従って、僕はほぼ毎日、30分〜1時間の練習時間を確保して、練習を続けました。最初は小さな小さなステップを一つづつクリアしていくことの繰り返しでした。でも、その快感が僕のモチベーションを否が応にも高めてくれました。「昨日より少しうまくなったかも」という感覚に、僕は病みつきになりました。その調子で細々と練習を続けて半年も経たないうちに、ピアノ歴10年超の友人にこう言われたのです。「お前、ピアノうまくなったな……俺が追い越されそうだ笑」「追い越されそう」はさすがに冗談だと思いましたが、そうやって彼が認めてくれたことは嬉しく思いました。(ひょっとして、これはいけるんじゃないか……?)にわかに、自信が湧いてきました。さらに、僕に色々教えてくださったピアニストの方も――「もう、立派なジャズ・ピアニストの仲間入りだね」僕は心の底から喜びが湧き上がってくるのを感じました。(独学でも、ここまで弾けるようになるんだ……!)すると、そんな僕を見ていたドラムの後輩が「自分もピアノを弾けるようになりたい」と僕に教えを乞うてきたのです。僕は、教えてもらったことや自分なりに気付いたことを織り交ぜてその後輩に練習の仕方などを教えてあげました。すると、その後輩は僕よりも短く、三ヶ月ほどでピアノでセッションに参加できるようになったのです。僕は、自分が実践してきたこのやり方が間違っていなかったことを実感しました。そして、同じような悩みや願望を抱えている全国の仲間たちにこのやり方を共有したいと思い、「WBメソッド」と名付けてこうしてブログで公開することにしたのです。この「WBメソッド」は、単に教則本に書いてあったこととの寄せ集めではなく、僕 たくと なりの経験と知識を織り交ぜたこの世に唯一無二のメソッドです。僕はこのメソッドで確実に成果を得ました。次は、あなたの番です。
テーマ: ブログ
自己啓発・カウンセリング
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