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はじめまして現在、国際認定テクニカルアナリスト連盟(IFTA)認定テクニカルアナリストをしている もり と申します。34歳の独身です。主に、お客様向けのFX(外国為替証拠金取引)のマーケットコメントの作成を手掛けています。また、資産運用アドバイザーも兼任していて、お客様からは、先生、先生、今日の儲かりそうな通貨ペアはないかと、毎日のようにTELが鳴ります。今年の5月、Sell in May(セル・イン・メイ)を忘れ、ニュースや新聞などは、アベノミクス期待や日銀による異次元金融緩和を背景にドル/円は120円になるなど、円安を煽っていましたね。また、私の周りも、ニュースや新聞などの大衆心理を煽るような報道を受けて、ドル/円の買い場を探していました。しかし、私のテクニカル分析では、目先のドル/円の天井が103円台を示唆していたことで、私1人だけドル/円の売りを提案していました。私のことを信じて、5月中旬にドル/円を売って頂いたお客様は約1ヶ月で90万円の利益を得ることができました。そのお客様は、10万ドルを103.10円で売り、94円で決済しました。9.1円×100,000ドルで91万円の利益となります。お客様から感謝されている私ですが、ある大事件を起こしてしまいました。大学卒業後、2003年4月に某商品先物取引会社に入社し、約2年間、貴金属(金やプラチナ)投資をメインに資産運用アドバイザーをしていた頃です。2004年10月にあるお客様に米国のクリスマス商戦で年末・年始に金価格が上昇すると言って、金の先物取引をしていただきました。2004年12月後半にスマトラ沖の大地震が起こりました。大地震や戦争など地政学リスクが発生した場合、有事の金買いが入り、金価格は上昇するという風潮を真に受け、なにも対処せず冬休みに入りました。当時の国内先物市場は海外先物市場よりも早く、休場(休み)になり、海外先物市場で金価格が大きく下落しました。年明け、電話でこのお客様に新年の挨拶をし、足が出たことを告げました。(足とは、預託金よりも大きな損失がでることです。)このお客様が「預貯金を全部失ってしまった。足りない分は分割でも」と聞いてきました。私は、その言葉を聞いた時、とんでもないことをしてしまったと罪悪感に苛まれました。その後、このお客様の人生を狂わせてしまったことで、この仕事を続けて良いのかと凄く悩みました。2005年5月に某商品先物取引会社を退職後、しばらく金融業を続けていいのか迷っていました。迷いの中、あるFX会社にヘッドハンティングされました。今度こそは、お客様に喜んで頂けるアドバイザーになろうと決意し、入社しました。この時から、独学でテクニカル分析の勉強を始めました。しかし、2007年3月の上海ショックをきっかけに、あるお客様を苦しめることになってしました。その時、ロスカット(損切り)の重要性を感じました。また、テクニカル分析をしっかり身に付けなければいけないと思い、テクニカルアナリストを志すことを決めました。テクニカル分析を身に付けたことで、2008年1月~5月にかけて、お客様向けマーケットレポートの作成を担当しました。5月の最後のレポートでリーマンショックを予見し、2008年8月のお盆からリスク回避の円買いが始まると予測しました。2009年1月に日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリストの資格を取得しました。2009年2月~5月までセミナー講師を務め、リーマンショックは危機の始まりに過ぎないと言及し、欧州債務問題を背景に再びリスク回避の円買いが起こると熱弁しました。2012年12月に国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリストの資格を取得しました。テクニカル分析を身に付けることで、エントリーポイントやロスカットポイントを知ることができます。更に、100年に1度の金融危機を引き起こしたリーマンショックも、テクニカル分析を知っていれば、対処することができ、大きな利益を上げることも可能でした。このブログを通じて、10年間で得た知識と経験を投資家の皆様に伝えることができればと思っています。このブログを見て、ご興味が沸きましたら、お気に入りにご登録して頂ければ幸いです。今後も宜しくお願い致します。
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