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はじめまして。「れい」と申します。S53年生まれの女性、独身です。わたし「れい」は、37歳のときに、ドッグ・グルーマー(※トリマー:犬の美容師のことです)に転職しました。35歳までは、普通の人間関係が錯綜する世界の中で生きてきました。でも、どうしても人と馴染めることができない…。ずっと私の悩みでした…。一時期は、「私は普通の生き方はできないのかもしれない」と悩んだ時期もありました。ところが、愛犬に出会い、あるキッカケで動物たちと接する機会があって……動物の声が聞こえてきて……出会った動物たちは、実はとても純粋で綺麗な心を持っていることに気付かされて、「私は動物たちと生きる」道を見出したのです。私がなぜ、動物たちのメッセージを皆さんにお伝えしたいと思ったのか、私のことも含めてこのブログのテーマをお伝えしますね。わたしは子供のときから、動物との縁はこれといってありませんでした。母方の実家に手を出したら噛むわんこと少し毛が抜けている小鳥を飼っていたくらいで動物にあまり接してきませんでした。ですので、動物に対して「かわいい」という印象はありませんでした。動物たちよりも人と関わること、人と話すことに悩んでいました。何を話したらいいのか?変に思われないだろうか?こんなこと言ったら嫌な思いをしないだろうか?と周りの視線や変な人と思われまいと相手の気持ちを常に考えて言葉を選び、自分のことを話さない、大人しい子供になっていました。そんなわたしが20代半ばのときに「犬が欲しい!」と思い、(いま思い返すと寂しかったんだと思います)愛犬のミニチュア・シュナウザー(仮名:シュナ子)を家に迎えました。シュナ子との出会いは、一目惚れです。(ちっちゃくて、ほんとうに、可愛かったー)「この子は、私の妹。しっかりと最後まで面倒を見ていく」と心に決めたことを、今でも思い出します。シュナ子が家に来たときから、私の中でどんどん変化が起きていきました。シュナ子を理由に色々なところへ出かけ、散歩中に電柱にシュナ子をつなげてちょっとお買い物をしたり、車で少し遠くへお散歩に行ったり、わんこ繋がりでいろんな人とお話をしてみたり。以前の私では、考えられないくらいの行動力。本当にたくさんの思い出を一緒に作ってきました。シュナ子がいる日常が楽しくて、色々と計画して出かけることが「生きがい」になっていました。そんなシュナ子が7歳になったとき、母の初めての入院と入れ替わりに、愛犬が天国へと旅立ちました。闘病生活。たったの10日間。病状が悪化しすぎて原因がわからなかったと獣医さんから言われました。仕事と人間関係と自分自身の体調不良でいっぱいいっぱいでした。愛犬の体調の変化に気づいてあげられなかった後悔と無念と淋しさ。その思いを抱えながら、また、職場の人間関係に悪戦苦闘する日々。人との関わりの中で人間の闇の部分(※注)を目の当たりにし、自分も少しずつそれに慣れてしまう… 見ていくうちに同じ感情を持っているそして、たまに出している自分が嫌でたまらなかった。(※注)・嫌いな人には大声で怒鳴り散らし、好きな人にはとても親切に優しく接する人、・相手にプレッシャーを与えて周りには共感を誘い失敗を促す人、・仕事での失敗を彼女と一緒に隠蔽をしていた人など。「こんな苦しい思いはしたくない。もう、限界!」と思い、仕事を辞めることを決意しました。35歳まで仕事を続けながら、就職活動と自分は何をしたいのかを探し、やっと自分のやりたいことを見つけました。それは「動物を癒す仕事がしたい」と思うと同時に、どうしても仕事を辞めて動物の世界に行くことに勇気が出せず躊躇していたら、友達の一言。「このまま人間関係に悩み続ける未来と自分の好きな動物たちがいる未来、どちらに行きたい。決めるのは、れいさんだよ」って言われました。私はそのとき、頭が真っ白になりました。次の日、出勤して仕事先の建物を見て、友達の言葉をまた思い出して、建物を見つめていると「毎日、ここに通うのはやっぱり嫌だ!」と思い、私は会社へ辞めることを伝え、トリマーを目指して動物の専門学校へ飛び込みました。専門学校での実習中は、個人のペットサロン、大型店のペットショップ、ペットホテル兼ペットサロン、動物病院と体験し、その中の動物病院なら私がしてあげたい「癒やしの優しさ」を動物たちにしてあげられる場所だと感じた動物病院へ就職。(ここでは1番人間関係が大変でしたw いままでは見ていた側の私が、ここでは私の人格を否定する言葉を言われたりもしました)ここまでシュナ子に出会い、人間関係に悩みながらも、自分に合うところを探して来ました。そして、2021年に退職し、飼い主さんとわんちゃんとの過ごす時間を笑顔あふれる介護をして欲しいという思いで個人で活動しています。それと動物病院に勤めてから少しずつ気になっていたことを確かめたくて、自分の仕事以外に、もうひとつ仕事をしています。それは、ブリーダーのわんちゃんたちのお世話の仕事。動物業界に関わるまで、わたしは動物たちのことを何も知りませんでした。シュナ子だけしか見ていませんでした。シュナ子が居なくなり、シュナ子への後悔がどんどん大きくなり、いまは家に新しい子は迎え入れられない。それなら、いま生きている動物たちにシュナ子にできなかった愛情を注ぎたい。そう思って、動物病院では色々なわんちゃんや、ねこちゃんが来院して来る子たちにいっぱいの愛情を注いできました。動物病院は動物の最後を看取ることが多いです。徐々に回復して退院する子もいますが、ある子は愛情いっぱいの中見守られていく子もいれば、人知れず命を落としたり、事故でなくなる子もいます。こんなに小さな生き物たちを看取っていくと、動物たちの命は儚く強くたくましく、純粋に「いまを生きている」姿は本当に愛おしいと感じるようになりました。病気を患っているわんちゃんねこちゃんを保護した先から、引き取った飼い主さんにも出会いました。なぜ? こんなにいっぱいの愛情を受ける子やこんなに悲しいことになってしまう子がいるのか?と考えるようになりました。動物たちは何も悪いことはしていないのに。専門学生のときには、人とのいざこざで、動物が怪我をするところも見てきました。人は何をしているの?弱いものがなぜ、こんな悲しい目にあうの?人ってこうも残酷なのだろう?そんな子たちを見送っていると、「どうしてこんなに差が生まれるのだろう?」「どうしたら動物に優しい世界ができるのだろう?」「わんちゃん、猫ちゃんは特に人の介入が入るので、関わる人が不安や不満を抱えていると、弱い生き物たちが被害を受けて悲しい状態になることもある。それなら、人に幸せになってもらって、動物に優しさを与えられるようになれば、地球に生きている全てが、生き物が幸せになるのではないだろうか?」と思うようになりました。動物も人も地球も皆が幸せになれるように、それぞれに貢献したいと思う方たちと繋がり、各々の活動をしたり、やってみたいと思われている方もサポートできるようなコミュニティを作りたいと思っています。こちらのブログではわたしの主観ではありますが、動物のお仕事とは、どういうものかのかな?ということと、動物たちのこと、業界のことをお伝えできたらと思います。今までの経験や、私が出会った動物たちとの交流などをシェアしていきたいと思っています。一緒に考え活動してくださる方と繋がり、「動物の売買を無くす」ことを目的に活動をしていきたいと思っています。共感できる方はご参加していただけると嬉しいです。みなさんがご自身の未来のため、ご家族の幸せのために、小さな一歩へのお手伝いができたらと思い、こちらでシェアしていきたいと思います。そばにいる方と幸せに暮らしていけますように。ブログを楽しんでいただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。れい。
テーマ: ブログ
犬との生活
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