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初めまして。ご覧いただきありがとうございます。私は、900gという小さな体で生まれました。生まれた直後に、余命3日と宣告されたそうです。しかし、保育器に入りさまざまな治療をしていただけたおかげで、毎日健康に過ごせています。私は、保育器の酸素量が増えたことによる影響で、未熟児網膜症という視覚障害者になりました。生まれつきと自分では考えています。小さい頃は、自分が周りの子と同じだと思っていたので、見えないことに特に疑問も持っていませんでした。小学校高学年くらいから、周りの子と見え方の違いや助けてもらうことが多いことに気づき始めました。高校生になり、いろいろな方達と家族や友達などを通じて知り合っていく中で、視覚障害者に対するイメージや捉えられ方があまり良くないと思うようになりました。高校を卒業し、安間・マッサージ・指圧師、鍼師、灸師を目指して、専門的な勉強をするようになり、(見えていなくても、いろんなことに挑戦したい)(見えていなくても、できる仕事はたくさんあるのではないか)などと考えるようになりました。そこで、あと1年ちょっとで国家試験を受けるための卒業資格を得られるというタイミングで、学校を自主退学することに決めました。周りからは、今辞めるのは勿体無いと多くの方に止められましたが、自分の人生だからと反対を押し切って自主退学しました。その後は、就労以降支援、就労継続支援B型、就労継続支援A型と、一通りの福祉サービスである就労経験をさせていただきました。現在も就労支援は受けていますが、障害を持つ当事者として、就労支援に対する課題や問題点など、自分なりに疑問に思うことや納得できないことが多々あります。一般就労経験のない1障害者が声を上げたところで、大きな変革のきっかけを作ることは難しいと思います。ですが、障害者のために福祉サービスがあり、何かしらの障害やハンデがあるから一般就労に就くことが難しい人向けに、就労支援があって福祉サービスとしてある制度だと認識しています。一生懸命利用者さんのことを考え、一生懸命働いていただいている方々がおられるから成り立っていることだとは認識していますが、もっと各障害に対し深く理解し、障害特性に応じた作業提供や作業環境が少しでも整えていけるように、障害当事者や家族、周りの方々の協力でよくしていければと考えています。そこでこのブログでは、まずは視覚障害者に関することをメインに記事を投稿し、たくさんの方々に視覚障害のことを知っていただければと思っています。また、視覚障害だけでなく、福祉サービスについてや視覚障害以外の障害についても、たくさんの情報を発信していければと思っております。一人でも多くの健常者の方に読んでいただき、周りの方や身近にいる障害者の方の役に立てればと思っています。お読みいただき、内容にご満足いただけましたら、、ぜひ拡散していただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
テーマ: ブログ
健康・ヘルスケア
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