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「このままでいいのかな」と自信が持てない人へ自分と丁寧に向き合って感覚や価値観に耳を澄ますと「これでいい」になる表現で「自分を生きること」と向き合い揺るがない軸を育てるサポート生け花18年+演劇5年補聴器と人工内耳を装用音声ほか手話などを活用聴導犬かなユーザー~ 聴こえないからこそ、見える世界へ旅に出た私の物語 ~はじめまして。このブログにお越しいただき、ありがとうございます。私はこれまで、「聴こえる社会」の中で、聴こえないことを隠し、周りに合わせることに必死でした。それはまるで、自分の故郷を離れ、見知らぬ世界を旅しているような感覚でした。しかし、その旅は、私に大きな試練と、そして何物にも代えがたい「ギフト」をもたらしてくれました。ー 日常からの「召命」と「拒絶」 ー幼い頃から、私は口話でコミュニケーションを取り、滑舌の悪さを気にしながらも、必死に社会に適応しようとしていました。その葛藤から、20代後半まで「聴こえないこと」を誰にも言えませんでした。自分のアイデンティティを拒絶し、暗闇の中にいるような「暗黒時代」でした。ー 試練と成長の連続 ーそんな日々の中、私はいくつかの「試練」に立ち向かいました。水泳やボディビルでは、自らの身体を鍛え、努力が結果に結びつくことを学びました。しかし、それは単なる勝利ではなく、自分自身を肯定し、自信を取り戻すための戦いでした。そして、20代後半、私にとっての「光」とも言える存在、手話と出会います。それは、言葉の壁を越え、自分自身と深く向き合うための「大切な言語」でした。ー 最深部の洞窟と「復活」 ー40代で、「ダイアログ・イン・サイレンス」に出会ったことは、まさに人生の「最深部の洞窟」に足を踏み入れるような経験でした。聴こえないという私の個性が、ここでは欠点ではなく、他者と深く繋がるための強みとなりました。そして、お客様からの一言、「あなたはアーティストだよ」という言葉は、私の心を打ち砕き、再構築させる「復活」の瞬間でした。聴こえないことを隠してきた過去が、誰かの心を動かす表現者としての才能だと気づいたのです。ー 「黄金の宝物」を持って帰還する ー私は今、自分自身の経験を「黄金の宝物」として持ち帰り、それを作品や活動を通じて人々に届けています。ー 花と向き合う、人生と向き合う ー私は、手話と同じように、生け花からも多くのことを学びました。一本の草木にも、それぞれ個性と美しさがあります。それらを組み合わせて一つの作品に仕上げる過程は、自分の心と向き合い、人生の道筋を立てる作業に似ています。このブログでは、私が手がけた作品とともに、花が教えてくれた人生の羅針盤についてもお話しします。ー これからの挑戦 ー『 東京デフリンピック2025 』という大きな舞台で、聴こえない世界で生きる人々と、手話という言語で繋がり、喜びを分かち合いたいと思っています。私の人生は、試練に満ちた旅でした。しかし、その旅路で得た強さ、優しさ、そして「聴こえないからこそ見える世界」という特別な視点は、私のすべてを形作っています。このブログでは、私の物語を共有することで、あなたが抱えている試練も、きっと誰かの心を動かす「ギフト」になると感じてもらえたら嬉しいです。
テーマ: ダイアログ・イン・サイレンス
テーマ: 東京デフリンピック2025
テーマ: いけばな
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