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原因不明の病気の方、様々な治療をしたけど治らなくてお困りの方へ、25年間根本治療を追求してきた私から伝えたいこと。それはシンプルに、「心と身体はつながっている」と言うことです。1998年に発表された逆境的小児期体験(ACE)研究によると、18歳以前に逆境(虐待やネグレクト、親との離別など)などを複数経験すると、成人になってからのがんの罹患率が2倍、うつ病が4.6倍、慢性疲労症候群は6倍、女性が自己免疫疾患で入院する確率は2倍など、多くの病気の発症が増加することがわかっています。ACEが関係している病気は治療抵抗性であることが知られていますが、これは脳のトラウマ(PTSD)があるためで、いろいろな治療を行ってもうまくいかない場合、トラウマ治療が効果的である可能性があるのです。(PTSDの診断基準は満たしていなくても、それに近い状態のトラウマの方はたくさんいらっしゃいます)病気にACEが関係している場合は、それを知るだけで、治療に選択肢が増えます。慢性的で難治的な病気には、トラウマ治療をやってみる価値があるのです。多くのトラウマ治療がありますが、私のおすすめのトラウマ治療は、内的家族システム(IFS)療法です。(下の方に説明を載せています)このブログでも情報を発信していきますが、私のウェブサイトもぜひ参考になさってくださいね。Dr. 佐久間智子's Websitehttps://dr-tomoko.jp日本産科婦人科学会専門医内的家族システム(IFS) Level 2 セラピストメルマガ「ハートをひらいて喜びに生きる♡」ご登録はこちらhttps://www.reservestock.jp/subscribe/93664?fbclid=IwAR3d98kWp-zVFSpRjD9_rQG8gHXe4OyaRXs4168bneRg68gkTzqu9YEEQC0〜〜〜佐久間(矢崎)智子プロフィール〜〜〜1994年(平成6年)杏林大学医学部卒。日本産科婦人科学会専門医。日本線維筋痛症学会会員。 産婦人科医として大学病院等で勤務の後、鍼灸の研修を経て、2003年(平成15年)に都内に開業。分子整合栄養医学(サプリメント療法)や、東洋医学(漢方・鍼灸)、重金属のキレーション療法、高濃度ビタミンC点滴療法、遅延型食物アレルギー検査に基づく食事療法、腸内環境改善による難病治療などの自然医療・機能性医療(薬物治療に頼らない、人体の機能生理学に基づいた治療の総称)に従事する。関節リウマチや線維筋痛症、慢性疲労症候群、摂食障害などの、通常は治療困難とされる疾患や、不妊症などの臨床経験を積むうちに、病気と潜在意識の関係に気づき、ヒーリングやキネシオロジーを学びはじめる。2012年(平成24年)に、神奈川県・武蔵小杉にアタナハクリニックを開設。1400件以上のキネシオロジーセッションの経験から、トラウマ(PTSD)が慢性疾患に関与していることがわかり、トラウマ治療を開始。2020年(令和2年)アタナハクリニックを閉鎖し、オンライン診療にシフト。現在は、内的家族システム(IFS)療法の個人セッションやセミナーを中心に活動している。2012年度 シータヒーリング マスター&サイエンスインストラクター2013年度 マトリックス・エナジェティクス基礎修了2015年度 インテグレートヒーリング(IH)プラクティショナー2017年度 アキュトニクス Level 1~3、フィボナッチプロセス修了2019年度 ブレインスポッティング(BSP)Phase 1および2 トレーニング修了2019年度 内的家族システム(IFS)公式 Level 1 トレーニング修了2020年度 内的家族システム(IFS)公式 Level 2 トレーニング修了〜〜〜内的家族システム(IFS)とは?〜〜〜内的家族システム(Internal Family Systems Model:IFS)とは、アメリカのリチャード・シュワルツ氏が体系立てた、実践的な心理療法であり、トラウマ治療をはじめ幅広い分野で応用され、30年以上の歴史があり、現在世界中に広まっています。マインドフルなあり方を促し、「Self(セルフ)」と呼ばれる「大いなる自己」に目覚めることを促します。2013年、アメリカのリウマチ専門誌に、IFSによる関節リウマチの研究データが発表されました。(医学論文)関節リウマチに対する、IFSに基づいた心理療法的介入の転帰についてのランダム化比較試験IFSによる関節リウマチ患者に対する臨床研究の結果が、2013年にJournal of Rheumatologyというリウマチ専門誌に掲載されました。(リンクはこちらです)http://www.jrheum.org/content/40/11/1831リウマチ患者は、IFS治療グループ(参加者39人)または教育グループ(コントロールグループ:40人)のいずれかにランダムに割り振られ、9か月間、3か月ごとに評価され、1年後に再び評価されました。治療グループは、期間中に計15回のIFS個人セッションと、最初の3ヶ月間は隔週、その後は月に1回のグループセッションに参加しました。(コントロールグループは、リウマチに関する一般的な教育を受けました)9か月の時点で、プロトコルを完了したIFS治療グループの患者は、自己評価による関節痛の程度、身体機能、セルフコンパッション(自分への慈愛や思いやりの気持ち)、自己効力感、抑うつ症状の改善を示しました。その1年後、関節痛の程度、セルフコンパッション、抑うつ症状の改善が維持されました。詳しくはこちらをご覧ください。内的家族システム(IFS)とはhttps://dr-tomoko.jp/ifs/佐久間(矢崎)智子が開催する「医師が教える内的家族システム(IFS)講座」についてはこちらをご覧くださいhttps://www.reservestock.jp/page/event_calendar/9642
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テーマ: IFS(内的家族システム)
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