ブログをブロックする
ブログを報告する
古典的な西洋占星術 私が長い間迷っていたのは、西洋占星術上、ある惑星があるサインとハウスに入っていたならば、それで意味が決定されてしまうのか? でした。多くの占星術の本を読むとそのような記事が目に入ります。それでも私は信じませんでした。個別の惑星にそんな決定的な力が出せるものなのか? 他の惑星の影響を考えなくてもいいのか? でした。確かに、古典的な西洋占星術のテクスト類の中にも、ある惑星がどこかしこのサインに入っていれば、あるいは、ハウスに入っていれば、かくかくしかじかの意味が書かれています。でも、既に、昼のチャートと夜のチャートの区別がありますし、様々な条件が整ったうえで、そうであれば、と書かれているのです。 この違いは、とても大きなものです。つまり、ある惑星がどこかしこのサインやハウスに入っていても、昼と夜のチャートでは既に意味が異なりますし、他の惑星たちの影響や、個別の惑星の影響であっても、ディスポジターが異なれば、既に意味が異なっていると読めるのです。ディスポジターとは、ディスポジター・ツリーのことではありません。ディスポジター・ツリーという概念は、古典的な占星術には出てきません。単に、サインのルーラーであり、イグザルテーションのルーラーであり、バウンド(ターム)のルーラーであり、トリプリシティーのルーラーといった、4つのディスポジターのルーラーと、その状態のことです。そうなると、個別のチャートごとに同じサインに入っているといっても、サインとイグザルテーションのルーラーは同じでも、昼と夜ではトリプリシティーのルーラーが異なりますし、バウンドのルーラーは、角度ごとに異なります。それらのディスポジターは、個別のチャート毎に、良い位置に置かれていたり、良くも悪くもなかったり、ハウスやサインで悪い状態になっていたりします。これでは、惑星があるサインとハウスに置かれていても、かくかくしかじかの意味・・・ にならないでしょう。こうして、ずっと長い間、疑いながら西洋占星術の本を読んでいました。『古典占星術』には、このそれぞれ異なる惑星の解釈をどう進めたのか、までは詳細に書かれていません。詳細に惑星を分析した後に、それぞれの惑星を使いながらチャートを読み進めているので、とたんに分かりにくい本になっているのです。でも、そのプロセスを理解すれば、古典的な西洋占星術の中に、古い読み方かもしれないけれども、個別の惑星の把握の方法があったのではないか、と気が付くのです。このブログでは、その個別の惑星の詳細な分析方法を少しずつ押し進めています。一気にできません。かなり、把握しにくい、全体を見通せない、疑問だらけ、といった様相を呈していて申し訳なく思います。でも、それが古典的な西洋占星術なのです。絶版になってしまっていますが、今、パウルス・アレクサンドリヌスの『Introductory Matters 基礎となる事柄』(仮題)ドリアン・ギーゼラー・グリーンバウム訳を読み進めています。既にハウスの概念があったことを確かめられる所まできています。また、ひょっとしたら、初めてホロスコープを使う西洋占星術となった時期に、ヘルメス・トリスメギストスを名乗る人物の著した『Panaretus パナレタス』という書物を、全ての項目ではないにしても、参照している可能性を色濃く反映しています。
テーマ: ネイティビティー
テーマ: アスペクト
テーマ: 西洋占星術
テーマ: 講座のお知らせ
占い・スピリチュアル
アメンバーになると、アメンバー記事が読めるようになります