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こんにちは。和光市の「なめらかスイーツとスープの店あまな」店主のあさのりかです。「あまな」は、飲み込みが困難になった方が誤嚥をしにくいよう、なめらかな食感につくったお菓子とスープを販売する店です。病気やアレルギーで食に制限がある方への低糖質スイーツ、ナッツ・グルテンフリースイーツのオーダーもうけたまわります。なめらかスイーツとスープの店 あまな【住所】埼玉県和光市新倉2-14-25【電話】048(212)2582【メール】nameraka.amana@gmail.com【facebookページ】https://www.facebook.com/nameraka.sweets.amana・・・・・・・・・・・・・・・「あまな」は、夫の看病をしながら募らせた思いを実現した店私の夫は2014年11月に肝硬変で亡くなりました。認知症と肺がんを患っていた母を弟の自宅で看取ったのはその翌年です。私にもっとも近い家族ふたりの看病と介護の日々は、知らなかった…という驚きと後悔の連続でした。なかでもとりわけ驚いたのは「誤嚥が命取りになる」ということでした。人間の口の中はばい菌だらけなのですね。抵抗力の衰えた人が誤嚥を起こすと、肺炎になり命を落とすことが多いのです。食べることで命を落としてしまうなんて!(→ 肺炎は日本人の死因の第3位ですが、90歳以上の高齢者では第2位!!)・・・・・・・・・・・・・・・食べる力が低下= むせる力も低下= 誤嚥の危険性は増加!夫の場合、亡くなるひと月ほど前になると水分が多い果物が主食となり、その後ゼリー、プリンしか食べられなくなりました。そこで看護師にいろいろ聞きながら、果肉がゴロゴロしてないなめらかなゼリーやプリンを買いあさろうとしました。(母の介護と夫の看病を掛け持ちしていた当時の私には、手作りする時間も心の余裕もなくて・・・汗)ところがおいしそうなものは危険がいっぱい! トッピングのミントの葉、果肉の食感を残したフルーツソース、パイ生地やスポンジ生地…。すべてNGでした。ではネットでは? ありませんでした。知人にお願いして行ってもらったデパ地下にも、嚥下食にあたるスイーツを探すことができませんでした。より分けてたべればいい? でもせっかくのスイーツがぐちゃぐちゃになってしまいますよね・・・。「誰かつくってくれないかな~手作りの嚥下食・・・。シンプルなプリン、果汁をゼラチンで固めただけのゼリーやムースでいいのに・・・」そのような思いがありまして、夫が亡くなった後、あらためて介護食を学び、勢いだけでこの店をオープンさせてしまいました。メニューや販売の仕方などまだまだいろいろ不備もあると思いますが、走りながら整えてきたいと考えています。ご家族との切実で大切な時間を過ごされている方に、あまなのお菓子がほんのひとくちでもお役に立つことができましたら幸いです。どうぞよろしくお願いします。なめらかスイーツとスープの店 あまな店主 あさのりか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・全国調理職業訓練協会 介護食士日本メディカルハーブ協会 ハーバルセラピストバンタン・ルソン・ド・シュルプリーズ パティシエコース修了気仙沼大島椿オイル販売代理店 椿の森主宰和光樹林公園野の花の会代表雑誌編集者 ←これがいちばんキャリアが長いのです…(^-^;)元気をおくるアロマ隊「手当ての輪」に参加し福島県広野町を訪問し、アロマボランティアを継続中福島こども保養プロジェクト@練馬 保養ハウス世話人
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